政府は8月1日から、外国人歌手らがコンサートなどで日本を訪れる際に取得する「興行ビザ(査証)」の要件を大幅に緩和する。大物アーティストが長期間の国内ツアーを行うことや、国内に広く知られていないような歌手らの来日も容易になる。緩和を通じ、国際的な文化交流に弾みをつけたい考えだ。

「興行ビザ」要件、8月から大幅緩和…大物アーティストの長期ツアー容易に
【読売新聞】 政府は8月1日から、外国人歌手らがコンサートなどで日本を訪れる際に取得する「興行ビザ(査証)」の要件を大幅に緩和する。大物アーティストが長期間の国内ツアーを行うことや、国内に広く知られていないような歌手らの来日も容易に
現在の主な要件は、〈1〉報酬が1日50万円以上で滞在日数が15日以内〈2〉客席が100以上で飲食物の有償提供がない〈3〉国や学校などの公的イベントに出演する――の三つで、いずれかを満たしていれば興行ビザを取得できる。 このうち、〈1〉の滞在日数は「30日以内」に緩和され、全国各地を1か月近くかけて回るようなツアーの実施が容易になる。〈2〉の客席数は立ち見を含め、飲食物の有償提供も認める。これにより、酒を提供するライブハウスなどで開催できるようになる見通しだ。 3要件を満たしていない場合の手続きについても、大幅に簡略化する。
キートン
今この分野で緩和とは少し驚き。とにかく外国人の方々に来て頂いて、経済効果を期待するのは仕方ないか。
ただ興行ビザの要件はとても複雑。記事の内容も、実際の入管法上の要件を考えると、少し整理されてない気がします。行う活動や興行ケース、報酬や契約機関と施設など、個別の事情で対応する必要がある。
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