「技能実習制度を廃止 新制度へ移行を」政府の有識者会議

技能実習制度が廃止される方向で議論が進んでいるようです。政府の有識者会議は、外国人が働きながら技術を学ぶ技能実習制度を廃止すべきだとした上で、人材確保などを目的に中長期的な滞在を円滑にし、働く企業の変更も一定程度認めるよう緩和する新たな制度への移行を求めるたたき台を示しました。
技能実習と特定技能の中間に位置する制度になるのだろうか。そう考えるとあまり抜本的な制度の誕生は期待できなくなると思う。監理団体や各国の送り出し機関の存在も残しつつ、人材育成・確保を目的とした制度にするという考えは理想的なのだろうけど、要件や手続きが複雑になってしまってもそれはそれで利用しづらいものになってしまう。
今回は、中間報告なので今秋には形になって公表されるはず。ぜひ外国人にも企業にも活用しやすい制度になることを期待したいものである。
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